安全に暮らしていくためのお風呂リフォーム

住み慣れた家で安全に快適に過ごすことができたら、核家族化している現代でも高齢者やその家族が皆安心して暮らせることができます。それを可能とするひとつの手段としてバリアフリーにしたりお風呂リフォームをしたりと住宅の改築が挙げられます。段差をなくしたり、手すりを随所につけ、つまずきからの転倒を防止したり、火の消し忘れなどがないようガスをやめオール電化に変えたりすること等が有名です。お風呂リフォームにおいては、最近、冬場によく耳にするヒートショック対策に効果的です。
ヒートショックとは、高齢者に多く、温度差の激しい室内から室内へ移動した際に、その温度変化によって血圧が急変して脳卒中や心筋梗塞を誘発してしまう症状です。比較的高血圧の人がなりやすいといわれています。しかしそれがお風呂リフォームを施すことによって、内外壁、床の断熱で保温と保湿効果を得ることができ、浴室暖房の設置で室内と浴室の温度変化を減らすことができます。リフォームでタイルからクッション性のある乾きの速い床にするという点は、転倒防止にもつながります。
今後の行動範囲や生活スタイルを見越して減築する家庭も増えています。これらはすべて、日常生活内で起こりうるかもしれない問題を対処するための対策と言えます。このように、変化していく生活スタイルに合わせり、予測したりして家に手を加えていくことは、いつまでも快適で安心安全に暮らしていくために必要不可欠なのかもしれません。
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